蹴鞠関係文書翻刻プロジェクト

コレクション: 蹴鞠関係文書(NDL所蔵)

遊庭秘抄 2巻. [1] - 翻刻

遊庭秘抄 2巻. [1] - ページ 10

ページ: 10

翻刻

【右丁】  さけて御座をしける親王《割書:依客は|可敷之也》執柄大臣以下  堂(タウ)上に着座(チヤクサ)あるへからす庭に座をまうく関白  大臣は丈文のたゝみ《割書:或小文も|用之》納言参議は小文の  畳(タヽミ)殿上人は紫端畳(ムラサキヘリノタヽミ)也《割書:或赤|端》諸大夫以下地下侍(サフライ)  円座(エムサ)たるへし《割書:雲客も円座|先例なり》見所(ケムシヨ)の座(サ)《振り仮名:各-別|カクヘチ》必(カナラス)可(ヘシ)  敷(シク)之まりあしに《振り仮名:座-烈|サレツ》#1すへからす 一 韈(シタウツ)《割書:付 結緒(ユイヲ)》事  此事 於(ヲキテ)《振り仮名:當-道|タウタウニ》第一 大-事《振り仮名:秘-事|ヒシ》も口傳(クテム)も又《振り仮名:先-途|セムト》  もあるへし尤(モトモ)可(ヘシ)_三有(アル)_二執心(シウシム)_一ことなり色々(イロ〳〵)又かすおほし 【左丁】  形(カタ)は流々(リウ〳〵)にみなかはり侍り當-家之 説(セツ)は後鳥羽院  授(サツケ)下され侍しより以来(コノカタ)既(ステニ)五代之間 無(ナク)_二 中絶(チウセツノ)之  儀(き)_一悉(コト〳〵ク)達(タツス)_二先途(セムトヲ)_一彼(カノ)御 韈(シタウツ)のかたを至(イタルマテ)_三尓今(いまに)_一《振り仮名:相-傳|サウテム》之 則(スナハチ)  在(アリ)_二左(ヒタリノ)𢪛(マキニ)#2ぬひ様は普通(フツウ)のゆかけかわたひと申物  ぬふ様にはあらすそれより■#3はりめあらくうら  まてはりをつきとをしてぬひ侍り左右なくほこ  ろひすして《振り仮名:珍-重|チムチヨウ》也 糸(イト)はしろきねり   くりたるへし  二足かさねて《振り仮名:着_レ之|チヤクス コレヲ》右足をゆふなり《割書:結様口傳あり|別紙に注之》  左のあしをも結(ユフ)之老-者の此道きはめたる人の