蹴鞠関係文書翻刻プロジェクト

コレクション: 蹴鞠関係文書(NDL所蔵)

遊庭秘抄 2巻. [1] - 翻刻

遊庭秘抄 2巻. [1] - ページ 11

ページ: 11

翻刻

【右丁】  所為(シヨイ)也《振り仮名:故聖-相禅-門|コ アシヤウセンモン》#1常(ツネ)に左足ゆひ侍き《振り仮名:奥-義|アウキ》  の色は無文燻革(ムモムノフスヘカハ)也 号(カウス)_二長者色(チヤウシヤノイロ)_一《振り仮名:以_レ之|モテ コレヲ》《振り仮名:先-途|セムト》の色  とす當道の人〳〵嫡流(チヤクリウ)一人《振り仮名:被_レ免|サル ユル》之其 外(ホカ)御所  様の御 堪能(カムノウ)なる時めさるゝ也此色 随分(スイフム)の色なる  によりて上様にも《振り仮名:叡-慮|エイリヨ》はかりにてもめし侍らす道  《振り仮名:宗-匠|ソウシヤウ》に仰合(オホセアハセ)られてめさるゝ事也後伏見院御  《振り仮名:法-躰|ホタイ》#2《振り仮名:以-後|イコ》建武年中(ケムムネム  )持明院殿(ちみやう    )にて御鞠侍しに  故(コ)入道大納言為世卿に仰談(オホセタム)られて御《振り仮名:着-用|チヤウヨウ》#3侍き  さては《振り仮名:摂-関家|セツクワムケ》の人〳〵《振り仮名:器-用|キヨウ》によりて《振り仮名:勅-免|チヨクメム》あり 【左丁】  道の人〳〵も四十以後《振り仮名:勅-許|  キヨ》ありてはくなる次《振り仮名:有-|ウ》  文紫革(モムノムラサキカハ)又 殊勝(シユイヨウ)の色也《振り仮名:至-極|シコク》《振り仮名:稽-古|ケイコ》いたりて是も随(シタカイテ)_二  《振り仮名:勅-定|チヨクチヤウニ》_一《振り仮名:着-用|チヤクヨウス》之《振り仮名:無-雙|フサウ》の色なるへし《振り仮名:故禅-門々-弟|     モムテイ》に  賀-茂經久とて言語道断(コムコタウタムノ)堪能(カムノウ)侍き子(コ)孫忠久  定久三代おなしく《振り仮名:達-者|タツシヤ》也これゝ#4即(スナハチ)かのむら  さきの色を《振り仮名:勅-免|チヨクメム》ありてはき侍し也其時《振り仮名:家-門|カモム》   《振り仮名:宿-老|シユウラウ》#5に《振り仮名:綸-旨|リムシ》院-宣を下さるれは施行(シキヤウ)之也《振り仮名:無-文|ムモムノ》   紫革(ムラサキカハ)は人臣なとはく物にあらす上様なさた  ち給時めさるゝ色也《振り仮名:後醍-醐院| タイコ  》めされ侍き又