翻刻
【右丁】
うへに《振り仮名:ま薦| コモ》を立様ひとへ横様(ヨコサマ)ひとへあみてしく
《割書:青■にて|あむへし》其上に紙(カミ)を折合(オリアハセテ)て#1敷(シク)之出-仕の沓なとの
様に家の文をかく事あるへからすくつの中の両
方 紙(カミ)にてはひする也あたらしき沓 晴(ハレ)の《振り仮名:所-作|シヨサ》に
不(ス)_三可(ヘカラ)_二用(モチヰ)_一之 左沓(ヒタリクツ)ぬかに事《振り仮名:當-座|タウサノ》《振り仮名:不-覚|フカク》也右沓
は結緒(ユイヲ)きれてぬけたるも難(ナム)にあらすねこかき
の上の沓《振り仮名:可_レ用|ヘキ モチヰ》子細あり《割書:口傳(クテム)故実(コシツ)|あるへし》《振り仮名:大織冠棟-梁|タイシヨクワムノトウリヤウ》の臣(シム)
となかせ給へるもあめのみその御鞠あそはし侍ける
に御 履(クツ)のぬけさせ給へるをいみしくとりてめさせ
【左丁】
られ侍けるゆへなりけんとふるき日記にもしるせり
くはしくは不(ス)_三及(ヲヨハス)#2_二注(シルスニ)_一之又かろき鞠をおもくなして
ける事をもきまりをかるくなしてける事沓に
《振り仮名:故-実|コシツ》あるへし口傳なくては不可叶者也
一 數事(カス )
三百又三百六十又五百《振り仮名:至-極|シコク》は千也かすを申人
鞠足の中にあるへし又は《振り仮名:■-曲|■イキヨク》#3の人も聲につき
て申之一説也かすを申人鞠に其日 聊(イサヽカ)《振り仮名:故-障|コシヤウ》ありて
木の下にたゝすとも《振り仮名:所-役|シヨヤク》に付て沓(クツ)韈(シタウツ)をはくへし