翻刻!料理本の世界

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江戸/料理集 - 翻刻

江戸/料理集 - ページ 1

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【右頁】 九ゟ四迄▲せり《割書:ね□一寸切|ともに二寸切》九ゟ二迄 ▲ねふか白身《割書:一寸切|二寸切》 好次第▲くき立《割書:わかたけ|二寸切三寸切》 十一ゟ正迄▲生のり そのまゝ十二ゟ二迄▲生め《割書:四半|大さく〳〵》十二ゟ二迄▼土筆 《割書:はかま斗り取り|ねを少そろへて》十二ゟ三迄▲塩松茸うす平▲塩初茸 丸▲漬竹の子《割書:ちくは|いろ〳〵》▲牛蒡《割書:大中にせん|かの瓜?いろ〳〵》▲かわ牛蒡 《割書:すみかた平せん|いりこ切ちかへ》▲ふ《割書:かくへき丸へき|木口せん》▲氷こんにゃく《割書:たんさく|すみかた》 ▲吸口ゆ《割書:へき|切かた》    肴等取合の事 ▲かまほこ《割書:いかた|くしかた》常小料理に記 ▲細かまほこ《割書:二寸切|一寸切》                        【左頁】 なまこしそたんのどくなれ すぎりぬれば  肺気(はいき)きよしつくし盛りかるくなり   む?【お の誤記?】菓子(くはし)之部(ぶ) 零余子(むかご)こん【根?】あまくどくなし腎(じん)薬(やく)ぞ   こしひざをよくつよくするなり むかごたゝきよを?をぎなひしものぞかし   山のいもよりなをくすりなり 梅すゆく平(へい)のもの之どくもなし  かはきのはとむる 歯(は)をばそんざす むめはたゝすぢほねやぶるものぞかし  又ときにねつのさしいづる也