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【右頁】
九ゟ四迄▲せり《割書:ね□一寸切|ともに二寸切》九ゟ二迄 ▲ねふか白身《割書:一寸切|二寸切》
好次第▲くき立《割書:わかたけ|二寸切三寸切》 十一ゟ正迄▲生のり
そのまゝ十二ゟ二迄▲生め《割書:四半|大さく〳〵》十二ゟ二迄▼土筆
《割書:はかま斗り取り|ねを少そろへて》十二ゟ三迄▲塩松茸うす平▲塩初茸
丸▲漬竹の子《割書:ちくは|いろ〳〵》▲牛蒡《割書:大中にせん|かの瓜?いろ〳〵》▲かわ牛蒡
《割書:すみかた平せん|いりこ切ちかへ》▲ふ《割書:かくへき丸へき|木口せん》▲氷こんにゃく《割書:たんさく|すみかた》
▲吸口ゆ《割書:へき|切かた》
肴等取合の事
▲かまほこ《割書:いかた|くしかた》常小料理に記 ▲細かまほこ《割書:二寸切|一寸切》
【左頁】
なまこしそたんのどくなれ すぎりぬれば
肺気(はいき)きよしつくし盛りかるくなり
む?【お の誤記?】菓子(くはし)之部(ぶ)
零余子(むかご)こん【根?】あまくどくなし腎(じん)薬(やく)ぞ
こしひざをよくつよくするなり
むかごたゝきよを?をぎなひしものぞかし
山のいもよりなをくすりなり
梅すゆく平(へい)のもの之どくもなし
かはきのはとむる 歯(は)をばそんざす
むめはたゝすぢほねやぶるものぞかし
又ときにねつのさしいづる也