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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 105

ページ: 105

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【右丁】 色直之盃相済み三ツ組を出す少し前に里方よりの土産物を 役人持ち出披露し次之間へ土産物をならべ置くべし目録 は媒人より聟の親へ出す聟之親其目録を披見し嫁之親へ 挨拶す此時嫁之親は色直之小袖之礼を述ぶべし時宜によ り此土産物を勝手にて渡す事もあるなり  右之目録は惣目録にてよし認め様は上に委く記す惣目  録に準じ認むべし  手代其他之ものへは折目録にして㮜(ヘギ)にのせ勝手にて渡  すべし 中酒之事先づ三ツ組を出し次に引盃。銚子を出す引盃にて初 献。二献。三献。与献。五献と参り三ツ組をはじむ三ツ組の盃は二枚目 【左丁】 之盃を嫁之親より飲みはじめ順々に廻す聟之親は三枚目之 盃にて飲みはじめ順々に廻し嫁之親より初めたる二枚目 之盃を聟之親にて納め聟之親より初めたる三枚目之盃は 嫁之親にて納むる也この盃之間に種々の料理を出すべし」 右中酒相済めば湯次。水次を出し挨拶ありて膳を徹し直に 菓子。茶を出す茶は煎茶たるべし菓子は縁高に入れ楊枝を そへべし軽きもこれに準ずべし 嫁之両親座を開く時聟之両親は勝手迄嫁は勝手口迄聟は 玄関迄送るべし手燭持ちの役人は両人たるべし       聟入之事 其夜聟入あらば里方役人両親入宅次第に聟を迎ひに参る