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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 104

ページ: 104

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【右丁】 し右色直之盃は人数次第に献数を定め書付を拵へ媒人に 渡し置く媒人は盃之重複にならざる様にこの書付によつ て酌人へ指図すべし盃納まれば本酌。加へとも勝手へ入る 也この盃事の済む迄は尤無言たるべし世にこれを無言之 盃といふ 色直之盃相済し時聟之親よりはじめて挨拶し夫より一座 之もの互に挨拶す挨拶おわれば勝手より盃台に三ツ組をの せ持ち出づこれより暖酒たるべし銚子は蝶花形を付けた る銚子を用うるもあり又蝶花形を付けざる銚子を用うる 事もある也蝶花形を付けざる銚子を用うる時は銚子之蓋 をなすべしこれより烹雑三献に移る初献蛤。組重。二献雑煮。 【左丁】 羽盛。船盛。三献鬣之物。押台右相済めば夫より本膳を出し種 々の料理をも出す介添。待上臈同座にて相伴す献立之次第 は爰に略す  嫁之飯は常器椀に高く盛りかさを蓋にす介添心得食事  さすべし世にこれを鼻つき御膳といふ口伝あり 烹雑三献之向付に大重土器を用うる時は下輪。香立。気束を 用うべし小皿を用ゐる時は下輪。香立。気束を用ゐず 包餅を用ゐる時は餅之厚サ一寸二ツ重長サ三寸二分幅二寸五分た るべし右は尤も当流折形相老包みに包み水引二把にて引結び 田作り二ツ腹合せにして刺べし              五番之内。相老包 【図】