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【右丁】
ゑな刀といふはほその緒を切る竹刀也ほその緒切といふ
事を忌でつぐといふ其ほその緒を切る事は神代より仔細
伝る事にて日本書記神代之巻に以 ̄テ_二竹刀 ̄ヲ_一截 ̄ル_二其児臍 ̄ヲ_一とありこ
れは火明命(ホノアカルノミコト)。火酸芹命(ホノスセリノミコト)。火々出見尊(ホヽデミノミコト)誕生し給ひし時之事なり
竹刀を上古はあをひゑといひし也この竹刀をへらといふ
はあやまり也竹刀之作り様は一刀づゝ七刀に削るといへ
り左刀右刀と二ツ作るべし節は一ツこもる也ほその緒つぎ様
は面の平なる青目の石を下におき其上へ土器を三枚重ね
其上にてほその緒を竹刀にてすりつぐ也男は左刀女は右
刀にてつぐべし委き事は奥に記す
竹刀之図
【左丁】
【図】
三寸五分 二寸五分
【図】
押桶壱対口径八寸高サ七寸五分中にかけごあり蓋押込とぢ
め表の方へ十二是に白米を月数壱升弐合入れ百日の間た
くわへ置き産湯をひかせたる跡にて此米をまき産所をき
よめる也嬰子宮参り其他出入之度毎にこの米を打まくもの
也《割書:これより米を|うちまきと云》もゝ日過たらば残りの米は産婦の食とす
委き事は産所之部に記す
ゑな桶壱ツ口径六寸高サ三寸五分閉目七ツ蓋にとつてあり檜木
之わげものなり