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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 137

ページ: 137

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【右丁】   水干之袴は地も色も水干と同じ仕立様は直垂之袴と   同様にしてあひ引之所に菊とぢの房を二ヅヽ左右に付   る也蹴鞠之時之水干は飛鳥井家にて私に作りたるも   のなり   長絹といふは元来絹之名也古へ絹に四品あり長絹。平   絹。細絹。麁絹といふ長絹にて仕立たる直垂を長絹直垂   といふ保元物語に為義は長絹之直垂云々平家物語に   長絹之袈裟云々大平記に長絹之衣云々とありこれは   皆長絹といふ絹にて仕立たるもの也今はすゞし又は   紗。練などにても右之図の如く仕立たるものを長絹と   いひて装束之名の如くいひし也色は定らず多くは白 【左丁】   を用ゆ菊とぢの房は前に四ケ所後に三ケ所袴のあひ引   之所の左右と前之縫目之左右とに二ヅヽ付る也房。紐と   もに色に定りはなし袴之仕立様は直垂の袴と同様に   なすべし 袴着之親は一門之中にて由緒ある人を頼むべし きせ様は小児を玉女之方へ向かせきせる人小児に向ふ時 後見之人出でゝ水干を渡すきせる人請取り左之袖より手 を通さすべし袴は袴之前ごしをあて左之足よりめさしは じむるもの也めさしあげて後刀をさゝせ申べし 女児之袴着は七歳に紅の長袴をめさする也地は精好なり 袴を広蓋にすえて出すべしめさし様は右と同じく玉女之