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【右丁】
方に向かせ右之足よりめさしはじむるもの也これは女之
役なり平人にはなき事なり
袴着済めば直に神まふでをなし一門打寄り口祝次に引渡
にて式三献之盃事ありて袴着之人より袴着の親へ引
出物を出すべし
袴着祝床飾
《割書:雄|》瓶 子三方 燈 台
《割書:|花気束》
鏡 餅三重上ニ《割書:熨斗|昆布》前ニ《割書:搗 栗|神馬藻|海 老》大三方 卓香炉
《割書:雌|》瓶 子三方 立 華
【左丁】
男女とも五ツの年におふかそぎとて下鴨御手洗河之石
を左右之手に持せ碁盤之上へ立せ吉方に向かせはへ
そろひたる髪之先をはさみこれを紙に包み川へ流す
これは髪之長くなることを祝ふ義也といふこれを勤む
る人は髪置之親打乱箱に櫛道具を入れ参りて勤むる
也これも平人にはなき事也
歯黒初之事これをふし水はじめともいふ
女子十三歳之春吉日良辰を撰び両親ありてしやはせよき
人にかね付親をたのみ其刻限に娘衣服をあらためかね付
親の夫婦と一同に座敷へ出其日の玉女之方に向ふかね付
親は聞神之方に向ひて勝手より持出るはぐろ之道具を娘