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翻刻
【右丁】
【見返し】
【左丁】
生間流式法秘書抜萃巻之四
家元 生間正起編次
庖丁之部
庖丁由来之事
神代之むかし天照太神高天原にまし〳〵て豊葦原の中津国
に保食神(うけもちのかみ)ありときこしめして御弟月夜見尊を保食神のも
とにいたらしめ給ふに保食神かうべをめぐらし国に向ひ
しかば則ち口より飯いづ海に向ひしかば則ちはたのひろ物
はたのさものまた口より出づ山に向ひしかば則ち毛のあ
らもの毛のにごもの亦口より出づ其くさ〳〵のものをこと〳〵
くそなへてこれをもゝとりのつくゑにそなへみあへ奉る