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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 170

ページ: 170

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【右丁】 右之内に一子相伝之手あり皆伝之ものにあらざれば切る を許さゞるものも多し    海魚置様     庖丁刀、筋、俎紙之置     様は川魚と異る事     なきゆへに爰に略   【図】     す     筋之形は海魚によつて     各かはれり 【左丁】       鯛 神之代に彦火々出見尊(ヒコホヽデミノミコト)鉤をたれ給ふ時 赤女(アカメ)其鉤を呑たり 海神赤女をめして鉤をとり尊へかへし奉る又 口女(クチメ)呑たり とも云説あり赤女は鯛の事なり鯛は神代より名ある魚な り長門国之風土記に赤間関は赤女之魚あるによつて名づ けたりあかめのせきといふべきをいま赤間関といふ也と あり延喜式に平魚(タイ)ありたいらかを略してたいとよびし もの也日本書記に海鯽魚(タイ)とあり閩書に棘鬣魚(タイ)とあり今俗 に鯛之字を用ゆ鯛の庖丁に口伝多し       鯛之庖丁極秘切形之名称  三刀鯛  神祗鯛  陰陽鯛  四季鯛  移徒鯛 【「棘」は「𣗥」・「神祗」は「神祇」ヵ・「移徒」は「移徙」ヵ】