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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 187

ページ: 187

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【右丁】 ゆるにはかた〳〵之口を包み用ゆ両口之銚子をもろ口之銚 子ともいふ       菓子之事 上古之菓子は今之菓子と大に異なり上古は松実。柏実。干棗。 搗栗などを干菓子といひ栗。橘。杏。李。梨。作。桃。柿。柑子などを木菓 子と云米の粉にていろ〳〵之かたちを作り油にてあげ又は あまづらをぬりたるものを唐菓子といふて賞味したるも の也今のむし菓子。干菓子之類にあらず       高盛拵様之大略 海蛇は巻鯣之如く巻て薄く小口切にして盛る 梅干は信濃梅よし廻り盛にすべし 【左丁】 乾海鰻をあるは干鱧之事なり身を刻て廻り盛にす 削物は干鰹を削て盛るべし 膓熬は鯉之膓を煮て上は盛にす鯉之斬様并盛様に口伝あり 鱲子は其まゝにて塩引之如くに斬て盛なり 鯟鯑はそぎて廻り盛にす 内躬は鯉之躬を作りて盛りとめに鬣を置き身之見へざる 程に鯉之子を置べし口伝あり 塩引きは丸く斬て小口切に薄く斬て廻り盛にす 青鱠は魚肉を小く切り青酢にてあへ盛るべし 香之物は薄く小口切にして廻り盛なり 布久免は干鱈。干鯛をよくもみ碎き細になして盛るなり