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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 206

ページ: 206

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【右丁】 もなをさず工道者之所作をまねしたるものにて賞翫すべ きものにあらず       詰物之事 縁高。重箱などヘ物を盛には角ヘつかぬ様に盛るをよしとす れども唯上盛之景気のみ専らとして下盛をおろそかにな す事は古より間々ある事なれども武家にては外見たくま しきよふなれども内に勇なきにひとしといふて大にきろ ふ故に武家に用ゆる所之詰物は上下裏表之別なしこれぞ 詰物之本意なるべし荒木にて作りたる縁高。重箱といへど も裡に心を盡す時は自ら表にあらはる珠藏 ̄テ而川媚 ̄ヒ玉韞 ̄テ而 山輝 ̄ク」といふ古語もあり錦之衣を着たりとて赤心なくんば 【左丁】 人にして人にあらざるの類也つゝしむべし   左に三汁十三飣之和献立を記し置ゆへ軽重はこれに   準ずべし      三汁十三飣         本 膳     炙 物      汁           添猪口         膾      箸           小烹物     香之物      飯         二之膳