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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 50

ページ: 50

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【右丁】  よりさいはい菱といふ右に述る如く菱は実を結びしげ  るものにしてさいはいといふめでたき詞あるにより婚  礼之時衣服などにも幸菱之模様あるものを用ゆ        此すじなきもあり 【図】       炬松之事 門前之左右に新敷筵を敷き歩士二人。中間二人を連れ左右 に分ち坐し左之方は左之膝をつき左之手にて炬松之上よ 【左丁】 りしかと持ち右之方は右之膝をつき右之手にて炬松之下 よりしかと持ち左右同時に焚く。輿は其中央を通り給ふ者 也中間は左右とも門に近き方にひかへ居るべし       同拵様之事 葭と竹とを細かにひしぎ取交て太サ一尺八寸長サ八尺五寸に 仕立左之方は廿七巻にして男むすびにし右之方は卅六巻 にして女結にす当今は太サ七寸長サ三尺八寸にして紙之ひ ねりを少し油にてしめし十二と十三とに巻也巻様に口伝 ありこれを焚には竹三本結合せ其上へもたせかけ焚べし これをしめす時は右を左之方へ持行き火口を合せ地に押 付てしめすものなり此松明は姫君里之門を出らるゝ時も