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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 51

ページ: 51

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【右丁】 里之門前之左右にて焚くもの也焚様しめし様は右に同じ       相火之事 《割書:これを脂燭指とも云上に詳しく記す|》 是は中門より輿を舁入れ奥迄畳之上を輿にて通り給ふ時 用ゆるもの也これをしめす時は松明の如く火口を合せ押 付てしめすもの也吹消事はあるべからず相火之役は奥之 入口迄は侍。奥之入口よりは女中之役也当今は蝋燭を用ゆ」 相火之持様は輿之左之方は左之手に右之方は右之手に持 もの也       打合餅之事 《割書:付上下之事|》 両親ありて格式よき人を撰むべし是は尤も夫婦之役也臼 を中門之左右へ据るべしこの臼を陰陽之臼と云男はかち 【左丁】 ん子持筋之小袖に上下女は下髪にして相応之小袖に上に かひどりを着なり餅をつくものは右之役人より身分卑き 夫婦之もの相当之装束にてつく也これに二人宛添人ある べし七八升程之餅米を二臼にて舂也この餅をつく中央を 輿通り給ふもの也輿通り過れば右之方之臼の餅を左之方 之臼へ入れ二本杵にて一所につきあげ臼を納むべし此餅 を床飾に用ひ其余を清所に入置き色直しの時之雑煮に用 うる也 右之通臼を中門之左右に置き本役人向ひ合てつかす時は 男は左之手を上にして杵を持ち女は右之手を上にして杵 を持也舂様に習ひあり臼。杵之寸尺は定まらずといへども