翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 54

ページ: 54

翻刻

【右丁】 様ある白綾に平絹之裏を付たる打敷を床一ぱいより少し 床之下迄たるゝ程に敷き其上へ床飾をなすべし   水   曳   之床 【図】   婚姻に用る水曳。打敷之仕立様に伝あり   略   図 【左丁】       床飾之事 床飾に二重。十二折。唼物六合などを用ゆる事は仔細に伝る 事なれども口伝なるゆへ記さず置鳥。置鯉は神に奉る贄也 古は鳥にては雉。魚にては鯉を第一に賞翫したるゆへ此二 品を神に供する也後世に至りて魚は鯛。鳥は鶴を第一に賞 翫すといへども床飾に雉。鯉を用ゆるは古法之今に存する ものなり当今は置鳥。置鯉之作り物を専ら用ゆこれは本式 にあらず本式には生の物を用ゆる也生の物は夏などは臭 気たちやすきゆへ已むなく作り物を用ゐたるを今は暑寒 之別なくこの作り物を用ゆ実に笑べき事也 二重。十二折。六合其他瓶子台。置鳥。置鯉。鶺鴒台。蓬莱台之図は