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【右丁】
り愛敬之守袋を渡さる聟君之を請取之を老女へ渡し其儘
退き給ふ老女は其守袋を床之折釘へかけ置く也聟君輿之
前迄迎に参らざる時は右之守を式三献之なかばか又は色
直し之座を聟君中座したもふ時かに姫君之かけ給ふ守袋
之紐をはずし局へ渡す局請取これを老女へ渡す老女は之
を聟君之方之老女へ渡す老女これを聟君へ聟君請取之を
老女へ渡さるれば老女は直に之を床之折釘へ掛置べし流
義により二重之松に掛る事もあるなり
守袋之形は色々あれども筒守之かたちは古き形也紐は
打紐を用ゆ。とも紐にてくける事は近代之事也針之遣方
に陰陽之別あり袋之地は幸菱之模様ある白綾裏には平
【左丁】
絹を用ゆ
座敷之事
十二畳二間也畳之敷様に習あり畳之縁には幸菱之模様あ
る白綾を用ゆ
座
下
十二畳吉事に用る【図】
畳之敷様なり
位 座 位
客 上 主
床之事
床は上座床也床には几帳。翠簾又は幸菱之模様ある白綾に
平絹之裏を付たる水曳を用ゆ床之内には菰又は幸菱之模