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翻刻
【右丁】
蓬莱台之図 【図】
三ツ盃据様之事
三枚重之土器を足角にのせ三方に据るべし真之祝言には
足角三方共木地を用る也当今金銀にだびたるものを用う
る者あれどもこれは本式に用ゆべきものにあらず
【左丁】
銚子。提之柄包及蝶之事 《割書:付花包之事|》
長柄。提とも檀紙又は奉書にて柄を包み上を巻くべし巻様
は流儀によつてかはるなり小笠原はふくさ水引二筋にて
菊之金之上手より畳ずり迄の間に二十七巻き提は十二今
川はふくさ水引二筋にて長柄は十二提は六巻にす伊勢は
白紅之水引二筋にて二十八ケ所巻きとび之尾を三所に付
る也蝶形之紙を他流はたいてい色直し迄は白紙色直より
金銀にあらたむといふ当流はふくさ水引にて長柄は十二
提は十巻にしとび之尾は一所より付ず婚礼には蝶形とび
之尾とも白紙を用ゐ色直しの時たりとも主之好にあらざ
れば金銀にあらためず蝶も流義によつてかはるなり今