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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 66

ページ: 66

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【右丁】  初献引渡。二献うち身。三献わた煎と用ゐても苦しからず  古は二献にわた煎。三献にうち身を用ゐたるなりうち身。  わた煎といふ詞のならわせによりていつとなく二献に  うち身を用ゆる様になれり古人もこの言葉のならわせ  によりて二献にうち身。三献にわた煎を用ゆ抔とかゝれ  し書もある也これらの事はとがむるに足らざれども右  と同様の事にて船盛。羽盛と自然の語勢より言ひならわ  せし為め船盛を上座に置ものと心得違ひをなすものあ  り右等之事は世に知る人少きゆへ笑ふものも亦少しも  しも主客などの言葉のならはしによりて主を先きにし  て客を後にする事あらば三尺の童子も必ず笑ふべしこ 【左丁】  れらの事は一例となすに足らざれども言葉のならはし  のみによるべからざる事をいさゝか爰にしるし置きた  る也     引渡に三ツ盃を組合せたる図            かち栗             熨斗  土器盃 【図】            昆布