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翻刻
【右丁】
の也色目の次第は四季により当季の色合を初めにかける
もの也春は青。夏は紅といふ如くに順々に飾るべし古は袖
口之方を前になして衿を裏手になし横にかけたるもの也
其後装束之仕立様かはりたるゆへ竪にかける様になれり
畳み様に陰陽之別あり其の畳み方によりて衿之むき様も
又かはる也畳み様は先づ常の如く持ちて袖を右の方へ重
ねて向へ二ツに折る是陽也左之方へ重ねて向へ二ツに折るこれ
陰也迎小袖などもこの畳み方を用ゆる也衣桁之上に三枚
かける時は下に二枚両脇か又は我右手之方かに帯をかけ
添ふべし流義によりて少しかはる事もある也一概に心得
べからず衣桁之置合せには必ず広蓋あるべしかけ替之時
【左丁】
これを用ゆ爰に掲げ置きたるは婚礼の時に用うる小袖掛
様之例なり
上かへを上にしたる図
この畳み様を
陰陽といふ 衿先相向ふ 【図】
下かへを上にしたる図