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【右丁】
荷物之請取認め様は先方より参りし目録之通認め
右覚書之通荷物并鍵袋共慥に受納仕候以上
月 日 何 某
何 某 様
右之通認め遣すべきものなり
荷物を送る時刻より以前に嫁方之媒人聟方へ行き荷物を
待ち受け居るべし
聟方之荷物受取役人之心得は門口に見張之人を立せ置き
荷物参るまへかどに門をあけ置くべし荷物参れば兼て定
め置きし人数にて手操りに奥へ運ぶべし荷物の人足は家
家之勝手によるといへども裏之方に休息所を設け置き
【左丁】
それにて休息さすべし表のさわがしきをいむゆへなり
媒人及荷物宰領人より人足。供廻りに至る迄口祝次に祝酒
を出し分限相応に馳走すべし媒人。宰領人之身分によつて
別間又は一座にもなす人足。供廻りのもの祝酒に酔ひ長座
せざるよふ媒人より兼て心得さし置き静に引取らすべし」
媒人。宰領人之祝義は結納之格を以て同様に出すべし人足。
供廻りのものへは媒人より一人前何程と兼て打合せ置き
し通にもれなく祝義を遣すもの也
婚姻当日之事
婚姻之日聟方より迎ひに早く女義を遣すべし里方迎ひの
女義。供廻りへ口祝其外祝酒料理をも出すものなり