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翻刻
小銭殊之外少なし
当時五〆六百文ニ買入六〆六百文ニ而指引い
たし居市中大難渋
四 日 朝よりくもり九ツ半時より雨降夜ニ
《割書:四十度|夜八ツ時俄ニ》 入雨止又九ツ半時地震八ツ時ゟ未申
《割書:大あられふる|雷三四声夫ゟ雨ふる 》之風つよし
五 日 朝より快晴宵未申より風ふく快晴ニ
《割書:三十六度》 而夜中四ツ過迄風つよし
《割書:南部粕入船有之三十分ニ而両ニ壱俵六〆ニ相|場出来候》
六 日 大霜快晴五ツ過より西風吹寒気終日
《割書:弐十五度》 風つよし夕方より風止
七 日 大霜快晴四ツ半時より西風つよし夕
《割書:弐十五度》 方止
八 日 大霜快晴寒気つよし風なし
《割書:弐十七度》
九 日 朝より快晴寒気つよし風なし夕方より
《割書:三十三度》 くもり暖気なり
当七日方より磯ミなと辺大漁ニ而いわし漁事
近年稀なる大漁いそなとニ而ハ海上え船ハと
まり居候而追々引付粕ニ〆候よし