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翻刻
ニ相成茶屋自銘六匁之茶近頃迄の弐百文茶同
様二引上申候様山以下ハ無礼之番茶ニ罷成候
御蔭を以しはらくハ霜の花清葉ニ補ひ大賞ハ
此事ニと難有奉存候扨土地ハはしかいかゝ御ものにヤ
左のミ 流行之御様子ニも無之御遁レニも相成
候ハヽ大慶奉存候追々御聞及も可為在候半当
地此ほと一面ハ相成手前見世勝手にて十八人
枕をならへ取臥罷在候白木越後屋なとにてハ
百七八十人も臥居候よし商売も半ハ相休候程
ニ御坐候銀町隣家なとにてもはしかニ付当分
相休申候中はり札出シ店三軒ほとも御坐候已
前之ころりたても此度之様眼たゝく間ニ一面
ニ相成候儀ハ無之商内休候義めつらしき事ニ
御坐候はしか被相成候而も禁忌いたし候よりも
其前より喰物用心いたし候者ニハあまり間違
無之様子ニ御坐候此度之はしか亡命無少と申
候へ共三伏之時節冷物なと好候ハヽ手違御坐
候族も御坐候乍恐前広より御用心可被遊候此
節はしかはなしのミ余事惣休ミ 御坐候先ハ暑
中御機嫌御伺御礼旁早々如此御坐候