← 前のページ
ページ 51 / 108
次のページ →
翻刻
恐惶謹言
六月廿八日 松沢 孫八
三 日 朝より快晴続而大暑南風吹夕方風止
《割書:八十度|九十三度》 夜中ハ凌かね候事
四 日 朝ほろ〳〵雨ふる直ニやむむら雲朝
《割書:八十二度|九十三度》 より大暑
はしか除
【図は省略】
麦殿ハ生れぬ先に【見せ消ち「わ」】はしかして
かせての後ハ我身なりけり◯
何才 誰
烈公様御留之御書記ニハ左之通
麦殿ハ生れのまゝにはしかして
かせての後ハ我身なりけり
図のことく多羅葉の葉へ歌と年の数と名を
しるし候◯印の處へ灸を三火すへ川へ御流
し可被成候
当節此表麻疹大流行市中抔老少押並而取臥居
商ひ休候類不少由ニ御坐候多ら葉のましない
抔大さわきニ御坐候貴地如何被何被【衍字「何被」】為在候哉
追々はやり初メ 申候事と奉存候ましない