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翻刻
廿八日 朝より快晴四ツ過より東風にて涼
《割書:七十三度》 し
廿九日 朝より薄曇り四ツ時よりてり立暑
《割書:七十二度|八十度》 気つよし
麻疹追々流行いたし参り候所はしかハ大概七
日八日目位大熱有之夫ゟ二日もくるしミ候へ
ハすつはりこかせ候而其跡ハくるしミも無之
肥立候へとも食ものハ焼塩かゆミそ漬香の
もの位ニ而仕立候方宜候梨子水爪【本のまま。「瓜」】なと宜敷と
医者ハ申候へとも梨子西瓜なとたべ候もの服【本のまま。「腹」】
痛又ハ痢病なと出来候
はしかよけ
たらちめの十月仮り腹の
体ゆへ宿りし頃を麻疹すミけり
八 月
朔 日 朝よりくもり五ツ過より晴むら雲四
《割書:七十五度》 ツ時より快晴ニ相成候へとも涼し夜
ニ入くもり雨ふる
二 日 明方きり雨ふる直止終日薄くもり
《割書:七十五度》