翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

木斎咄医者評判 5巻 - 翻刻

木斎咄医者評判 5巻 - ページ 21

ページ: 21

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耕(かう)をたのみて。早々/偽書(きしよ)を作(つく)りける其文に云く  先日(せんじつ)者(は)入来(じゆらい)之(の)處(ところ)に愚佛(ぐぶつ)月界方(ぐわつかいかた)《割書:江》罷/越(こし)/不(ず)_レ【二点脱ヵ】/能(あたは)  面謁(めんゑつ) ̄ニ_一/残念存(さんねんにそんじ)候/且(かつ)又(また)貴医(きい)/之(の)御薬給候而も  摩耶夫人(まやぶにん)腹痛(ふくつう)令(せしめ)_二/快気(くわいき)_一候誠以/祝着(しうちやく)/不(ず)_レ過_レ之候  依(よつて)_レ之(これに)白銀(はくぎん)十枚/時服(じふく)一重。干鯛(ひたい)一箱。南都諸白(なんともろはく)  両/樽(そん)令_レ進-入(にう)_レ/之(これを)候/猶(なを)阿/難(なん)可_レ申也恐々謹言    七月十六日         唯我氏独尊(ゆいかうぢしやくそん)。釈迦判(しやかはん)     典薬頭耆婆老(てんやくのかみぎはらう)  猶々/世忰(せがれ)羅候羅(らごら)肥前(ひせん)之薬(のくすり)今少可_レ給候以上 今瀧本流にて。大/奉書(ほうしよ)にかゝせ。けぶりにふすべてにし きの守(まほ)り袋に入て。近所(きんしよ)の後生(ごしやう)ねがひのうばかゝ をよびあつめ。終(つい)におの〳〵へ語りたる事もおじやら ぬが。われらは代々いしやの筋にて。遠祖(とをおや)は仏/在(ざい)世の ぎば大臣也。然間代々もちつたへたる釈迦(しやか)の御/自(じ) 筆有。例年土用干仕るが。当年はめん〳〵へおがま せ申さんとぞんじ。呼(よび)あつめ申也とて。こと〴〵く精進(しやうじん)物 忌(いみ)させて。件の偽(き)書をおかませければ文盲(もんもう)之者の あつまりにて。さて〳〵有がたき御事かな。おほとけ さまの御/手跡(しゆせき)を。いか成けちゑん有てかけふおがむ事 のあらたさよとて。泪をなかし。らいはいす。その中に いろはを。ひろいがきの者有ておしやかさまの御 時代には。とんびと。かきて先日とよみ。五言とかきて