翻刻
【右丁】
一ひいとろにて 弐寸四方程の丸き薄板彩色の仏の様
なる絵書候物
異国人に相尋候処はしよゑぞきりすてと申ものゝ
よし申候
一仏の様なる絵赤地金入の守袋に入 壱
異国人に相尋候所こんたまりやろさありと申者の
よし申候
一横文字之書物 大小 十一冊
但し革の帙あり
内六冊は異国人不断致所持見申候
一同 双 紙 大小 五冊
一横文字の反故 二十四枚
但しろうま惣司より遣し候往来切手のよし壱枚有之
【左丁】
一宗門の仏の絵 大小 二十四枚
一黒玉の数珠
但しかさりなし
一白布にて拵候宗門の法衣 壱包
一右同断
一袖無羽織の様成異国着物并に帯共 一通り
一ふらすこに入候油
但し壱箱に入小ふらすこ三ツに入置候
此油異国人に相尋候処宗門の者大切成時節為飲申候油の
よし申候
一挽物の小香箱
但し内にはるさもの油にてねり候薬少々有之