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翻刻
湯治篇 《割書:温泉薬湯弁|》
服薬篇 《割書:併択医弁 異療弁|》
養生録巻之下
飲食篇 《割書:食物宜忌 餌食弁|》
【左丁】
養生録巻之上
養生篇
一/養生(やうじやう)の主(しゆ)とする所は先 心気(しんき)を安(やす)らかに平(たいら)かに
するを第(だい)一とする也 素問(そもん) ̄ニ曰 ̄ク恬胆虚無真気従(てんたんきよぶなれはしんきしたがふ)_レ之(これに)
精神内守病何来(せいしんうちにまもらはいづくよりきたらん)と云は誠に養生家の金言(きんげん)なり
先 恬胆(てんたん)とは心中(しんちう)曇(くもり)なふして天地(てんち)自然(しせん)の道(みち)に従(したがふ)
てすこしも私意(しゐ)を加(くは)へすして楽(たのしみ)あることなり
虚(きよ)無とは心中一 点(てん)の邪念(じやねん)なく朗(ほがらか)なるを云なり
凡人として邪智(じやち)を用す正直(しやうぢき)に行(おこのふ)ときは心中(しんちう)煩(わづらひ)
なく心中煩なきときは天真(てんしん)の元気(げんき)存(そん)して内に