翻刻
【右丁】
蕪菁並乾菜の代りに用る類
粉末に拵る類
大麦挽割の足しに用る類
解毒の方
毒草の類
合食禁あらまし
養生の事
【左丁】
蕪(な)菁並 乾菜(ひば)の代(かはり)に用る類
草の葉木の芽或は爛(うで)【注1】出 淘浄(さわ)し種々(いろ〳〵)の
製法(こしらへかた)あり苦汁(あく)の取様あしけれは直に毒に
あたるも有又後日(のち)浮腫(はれやまい)を生(せう)し悪瘡(できもの)を発
する事あり食物は命を保つ大切のもの
なり手間をおしまず製方(こしらへ)念を入べし
〇萱草(くわんさう) 嫩葉(わかば)を採り爛(うて)熟し水にひたし
苦汁を取り能絞り細(こまか)に刻み塩を少し
【注1】煠ヵ 爓‐訓読 ゆでるの誤字ヵ
ここではくずし辞典より爛熟の爛を採用す