東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 7 増補頭書訓蒙図彙大成

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 3:巻之4 - 翻刻

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 3:巻之4 - ページ 10

ページ: 10

翻刻

【右丁上段】 ○陶家(たうか)は土(つち)にて 茶碗(ちやわん)鉢(はち)皿(さら)などを つくるものをいふ陶(たう) 冶(や)ともいふ (補)瓦工(ぐはこう)は瓦(かわら) さいくしなり舜(しゆん) 河浜(かひん)にすへものつ くりすといへりしか れば此さいくは舜(しゆん)を はじめとするか ○冶(や)は鋳匠(たうしやう)とも 炉匠(ろしやう)ともいふ (補)鍋釜(なべかま) 火鉢(ひばち)其外(そのほか)金(かな)どう 具(く)をゐるものなり 唐(もろこし)の蚩尤(しゆう)といひし ものつくりはしめし とかや 【左丁上段】 ○鬼(き)は人(ひと)死(し)して 肉骨(にくこつ)は土(つち)に皈(き)し 血(ち)は水(みづ)に皈(き)し魂(こん) 気(き)は天(てん)に皈(き)すそ の陰気(いんき)せまり 存(そん)して依(よる)ところ なしかるがゆへに 鬼(き)となる ○仙(せん)は遷(せん)なり飛(ひ) 行(ぎやう)してこの山(やま)より かしこの山へうつ るゆへに仙人(せんにん)と名(な) づく (補)唐(もろこし)にはあまた 有 和朝(わてう)にも久米(くめ) の仙人(せんにん)とて有 【右丁下段挿絵】 陶家(たうか)  《割書:すへもの| つくり》  冶(や)《割書:ゐもの|  し》 【左丁下段挿絵】 鬼(き)《割書:おに|》 仙(せん)《割書:やま| びと》