翻刻
【右丁上段】
○仏(ぶつ) (補)は西方(さいはう)の
聖人(せいじん)なり
如来(によらい)ともいふ
仏(ほとけ)【佛】は人に弗(あらず)
とよむ凡人(ほんにん)に
あらざれば
なり
○薩(さつ)は菩薩(ぼさつ)
なり菩(ぼ)はあま
ねく薩(さつ)はすくふ
とよむあまね
く衆生(しゆじやう)を
すくふといふ
こゝろなり
【左丁上段】
○楽(がく)は八 音(をん)を
ならして
奏(そう)するなり
(補)楽人(がくにん)といふ
黄帝(くはうてい)のとき
伶倫(れいりん)といふ者(もの)
楽(がく)をよくす
よつて楽人(がくにん)
を伶人(れいじん)といふ
(補)楽(がく)を管絃(くはんげん)
ともいふ日本(ひのもと)の
楽(がく)を神楽(かぐら)
といふかぐら男(お)
などいふもの
あり
【右丁下段挿絵】
薩(さつ)《割書:ぼさつ|》
仏(ぶつ)《割書:ほとけ|》
【左丁下段挿絵】
楽官(がくくはん)
《割書:がく| にん》
伶(れい)
人(じん)
《割書:まひ| びと》