東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 7 増補頭書訓蒙図彙大成

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 3:巻之4 - 翻刻

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 3:巻之4 - ページ 14

ページ: 14

翻刻

【右丁上段】 ○硯(すゞり)は黄帝(くはうてい)玉(たま)を 以(もつ)て始(はじめ)て造(つくり)給ふ と有 硯(すゞり)を墨池(ぼくち)と云 ○銀匠(ぎんしやう)は白(しろ)かねざいく をいふ刀(かたな)のかざり目(め) 貫(ぬき)又 鍼(はり)等(とう)のさいく 人なり ○玉人(きうじん)は玉(たま)を琢磨(たくま) するものなり山よ り出(いづ)るたまを玉(ぎよく)と云 海(うみ)より出(いづ)るを珠(じゆ)と云 ○櫛(くし)は伊弉諾尊(いざなぎのみこと) の御ときつくりは じめたり是(これ)を楊(ゆ)【湯の誤ヵ】 津(づ)の爪櫛(つまぐし)と     いへり 【左丁上段】 ○烏帽子折(ゑぼうしをり)は京(きやう) 都(と)室町(むろまち)三 条(でう)に あり烏帽子(ゑぼうし)は立(たて) 烏帽子(ゑほうし)是は高位(かうゐ) の着(ちやく)し給ふ物なり 風折(かざをり)梨打(なしうち)左折(ひたりをり) 右折(みきをり)小結(こゆひ)荒目(あらめ) 等(とう)なり ○褙匠(はいしやう)は今いふ  表具師(へうくし)の    事なり 表補(へうほ)とも表褙(へうはい)  ともいふ表(へう)   紙(し)も同     じ 【右丁下段挿絵】   櫛引(くしひき)    硯工(けんこう)          《割書:すゞり| きり》        玉(きう)         人(じん)        《割書:たま| ざい|   く》 銀匠(ぎんしやう)        《割書:しろかね|   さいく》 【左丁下段挿絵】   烏帽子折(ゑぼうしをり)  褙匠(はいしやう)          《割書:ひやうぐ|   し》