東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 7 増補頭書訓蒙図彙大成

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 3:巻之4 - 翻刻

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 3:巻之4 - ページ 17

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【右丁上段】 ○扇(あふぎ)はもろこし  にては舜(しゆん)と いふみかどつくり  はじめ給ふ 日本(につほん)にては  神功皇后(しんごうくはうかう)の とき蝙蝠(かふもり)の羽(はね)  を見てつくり はじめしとなり  京(きやう)にてはみゑい 堂(どう)を賞(しやう)ず ○漆匠(しつしやう)はうるし  ざいくするもの をいふ今は  塗師(ぬし)といふ 【左丁上段】 ○侏儒(しゆじゆ)はかたち短(もじか) き人をいふ今いふ 一寸(いつすん)ぼうしなり短(たん) 人(しん)ともいふ ○駝背(たはい)はせむし也 医書(いしよ)にては亀背(きはい) といふ背(せ)の高(たか)き馬(むま) を槖駝(たくた)といふ駝馬(だば) に似(に)たるゆへせむしの 人を駝背(たはい)といふ也 ○兎唇(としん)は缺唇(けつしん)とも 兎缺(とけつ)ともいふ兎缺(いぐち) は赤子(あかご)のとき上手(じやうず) の外科(げくわ)に切てぬ はすれば成人(せいじん)して みへぬものなり 【右丁下段挿絵】  扇工(せんこう)  《割書:あふ| ぎ|  や》       漆(しつ)        匠(しやう)        《割書:ぬ| し》 【左丁下段挿絵】       駝背(だはい)        《割書:せむし》   侏儒(しゆじゆ)     《割書:一寸|  ぼうし》    兎唇(としん)    《割書:いくち》