東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 7 増補頭書訓蒙図彙大成

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 3:巻之4 - 翻刻

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 3:巻之4 - ページ 22

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【右丁上段】 ○娼婦(しやうふ)は倡優(しやうゆう)と て女の楽(かく)を奏(そう)する ものなり娼(しやう)は誤(あやま)り なり倡(しやう)と書(かく)べし 又 倡妓(しやうき)ともいふと有 (補)是むかしの事にて 今は絶(たへ)てなき也 敢(あへ) て聞及(きゝおよ)ばす中比白(なかごろじら) 拍子(びやうし)といふものあり 今いふ遊女(ゆふぢよ)舞子(まいこ) などの類(たぐひ)ならんか 傾城(けいせい)又 傾国(けいこく)など いふものは別(べつ)なるもの ならんむかしより ありしやうに聞(きゝ)   及しなり 【左丁上段】 又 髹工(きうこう)ともいふ  蒔絵師(まきゑし)と いふも此類(このるい)の   ものなり ○渉人(せうじん)は渡(わたし)   守(もり)なり 大河(おほかは)小川(こがは)を  舟(ふね)にてむか ふのきしへわた  すものなり 大河(おほかは)には   所々(しよ〳〵)に舟(ふね) わたしありて 往来(わうらい)の人の  たすけと   なるなり 【右丁下段挿絵】     娼婦(しやうふ)      《割書:うかれめ》 遊女(ゆうぢよ)《割書:う| かれめ》 【左丁下段挿絵】    渉(せう)     人(じん)    《割書:わた| し| もり》