東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 7 増補頭書訓蒙図彙大成

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 3:巻之4 - 翻刻

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 3:巻之4 - ページ 29

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【右丁上段】 長臂国(ちやうひごく)は 東海(とうかい)の  しまぐになり 国人(くにびと)手(て)ながく  して地(ぢ)にたる 布衣(ふい)をきる  長(たけ)一 丈(じやう)三尺八寸 又 臂(ひぢ)なき  くにもあり  無臂国(むひごく)といふ 又 臂(ひぢ)ひとつ   ある国(くに)も あり一臂国(いちひこく)   といふ     なり 【左丁上段】 ○崑崙(こんろん)は西南(せいなん) の海中(かいちう)の嶋国(しまくに)也 その人物(しんぶつ)色(いろ)くろ きこと黒漆(こくしつ)のご とし海底(かいてい)に入(いり)て 自由(じゆう)をなすまた よく高(たか)きにのぼる ことを得(え)たりと よつて異国(ゐこく)の渡(と) 海(かい)の舩(ふね)にはかならず 此(この)崑崙(くろんぼう)をした がへりといふ世(よ)に色(いろ) 黒(くろ)きものを崑崙(くろん) 坊(ぼう)といふなり 【右丁下段挿絵】 長(ちやう) 臂(ひ) 国(ごく)    《割書:てなが|  じま》 【左丁下段挿絵】 崑(こん) 崙(ろん)   《割書:くろ| ぼ|  う》