翻刻
【右丁上段】
○兵(へい)は武具(ぶぐ)の
惣名(さうみやう)なり
今(いま)甲冑(かつちう)を
帯(たい)する武士(ぶし)
を兵(へい)といひ
ならはせり
戎(つはもの)同し
(補)頭(かしら)たる者(もの)を
将(しやう)といひ従者(じうしや)
を士卒(しそつ)と
いふ又 軍士(ぐんし)
軍兵(ぐんべう)など
いふなり
軍勢(ぐんぜい)は士卒(しそつ)の
惣名(さうみやう)なり
【左丁上段】
○農(のう)は厲山氏(れいさんし)子(こ)
あり農(のう)と
名(な)づく
百穀(ひやくこく)をうゆる
事(こと)を能(よく)す
よつて物(もの)を
作るものを農人(のうにん)
といふ又 神農(しんのう)
五穀(ごこく)を植(うゆ)
る事をおしへ
たまふよつて
農(のう)と名(な)
づくるとも
いふなり
【右丁下段挿絵】
兵(へい)
《割書:つはも| の》
【左丁下段挿絵】
農(のう)
《割書:もの| つくり》