翻刻
【右丁上段】
○工(こう)は百工(ひやくこう)とて
もろ〳〵の
細工人(さいくにん)
の惣名(さうみやう)なり
工匠(こうしやう)ともいふ
木工(もくこう)は大工(だいく)なり
漆工(しつこう)は
塗師(ぬし)也
(補)其外(そのほか)指物(さしもの)
桧物(ひもの)ざいく
絹布(けんふ)織物(をりもの)るい
金物(かなもの)ざいく
すべて工(こう)といふ
是(これ)を職人(しよくにん)と
もいふ也
【左丁上段】
○商(しやう)はひさき人(びと)
又あきびと也
居(ゐ)ながら売(うる)を
賈(こ)といひもち
ゆきて
うるを商(しやう)といふ
商(しやう)と書(かく)べし
啇(しやう)とかくは
あやまりなり
商(しやう)賈(こ)通用(つうよう)す
/ (補)ともにあき
人の事なり
販(ひさく)といふは
売(うる)事
なり
【右丁下段挿絵】
工(こう)《割書:たくみ| だいく》
【左丁下段挿絵】
現銀かけねなし
賈(こ)
《割書:あき| びと》
商(しやう)
《割書:あき| びと》
呉服物太物類