翻刻
【右丁上段】
○画工(ぐわこう)は絵師(ゑし)
なり (補)唐(もろこし)には名(めい)
画(ぐわ)あまたありて
かぞふるにいとま
あらず日本(ひのもと)にて
は巨勢(こせ)の金岡(かなおか)
古法眼元信(こほうけんもとのぶ)又
雪舟(せつしう)などむかし
の名画(めいぐわ)なり中(ちう)
古(こ)は永徳(えいとく)探幽(たんゆう)
等(とう)その外(ほか)あまた
あれどもこれを
略(りやく)す土佐家(とさけ)は
禁裏(きんり)の御 絵所(ゑどころ)
なり
【左丁上段】
○祝(しく)は祭(まつる)に賛(さん)
詞(し)をつかさどる
者(もの)なりとあり
神前(しんぜん)にてのつ
とをあぐる神主(かんぬし)
なり (補)又 神職(しんしよく)
ともいふあるひは
祢宜(ねぎ)ともいふ
○巫(ふ)は女(をんな)の神(かみ)に
つかゆるもの也
巫(ふ)は神(かん)をよろこば
しむるものなり
ともあり (補)按(あん)する
に神楽(かぐら)みこ
なるへ
し
【右丁下段挿絵】
画(ぐわ)
工(こう)
《割書:ゑし》
【左丁下段挿絵】
《割書:かんぬ| し》
祝(しく)
《割書:はふ| り》
巫(ふ)《割書:かん| なぎ》
《割書:み| こ》