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【右丁】
一にしめはす 一ゆり根 一ちよろき 一かしう
一竹の子 一厚昆布 一にんしん 一氷こんにやく《割書:炙り|にしめ》
一にしめ勝くり 一炙りいか 一炙りより若め 一柚干
一水菓はひとつ盛申候むきやう弐ツともへしんこ角栗等に
むき葛粉にまぶし置差出候時水にて能洗盛申候御縁高
盛候時分は梨子りんこも水くりの代り盛添候得共栗は
茶を引廻し心臓早く捕候ものゆへ本法に立申候
一御茶會席か御囲等之時は御菓子盆御雑器等に御
くはし幷くり御にしめ物ひとつ盛御楊枝も一本添差
上申候被召上候後御ようし御懐中被切候かふたつに折御
くわし盆に被召置御義に御座候是は御茶會之節徒斗
【左丁】
之義に御座候
一御銘々菓子是も重御料理之節御縁高にて差上候には御干
菓子時之御水菓子に御蒸くはし竿物一色も二色も盛合候御
菓子皿にて差上候には御干菓子に時之御水くはし盛
合申候御蒸菓子は盛不申候無拠近應に盛合候得者
竿物抔は盛申候尤御膳後御銘々菓子斗之義に御座候
御楊枝弐本ツヽ添申候御茶請之御楊枝とは別之木相用
申候心得に仕候
【上・中段】
ちとせ餅 宇治まんちう
くしら餅 白紙もち
春 伊達回有へい かせいた
一御縁高 小梅とう 一同 菊りん
切かきくるみ入 みつかな
白御ようし 杦御ようし
【下段】
山升餅
陽成もち
宇治はし
一同 こんへいとう
砂糖梅漬
黒もし御ようじ