キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

吉利支丹物語 2巻 - 翻刻

吉利支丹物語 2巻 - ページ 24

ページ: 24

翻刻

【右丁】 よくしるへ□□□□【し。でう】すと申奉る仏は天地□□【ひら】け はしまりたる仏也そのかみはくう〳〵ばう〳〵とし て一もつもなき所に。しんら万ざうにんちくさう □【も】く日月こと〳〵くつくりいだされ。せかいこんりう と《割書:云| 々》そのさくしやをたつとまずして二千年 三千年このかたの。しやかみだをねんじてなにの たよりにせんや。そのうへしやかのきやうせつはみな むのけんなり。でうすのまんほうはみなうの 【左丁】 けんなり。しかるにぜんをいとなみでうすの御 おきてにたがはざるものをははらいぞうと申てたの しみをきわめあんらくにぢうすあく人をはゐん へるのと申て。かなしみのきわまりたる所へ おとさるゝ。そのいにしへは。あくもぜんもくもらく もなきを末世(まつせ)にをよふ程衆生の気智(きち)。ひ ずみ□【す】なをならざるによつて。は□【ら】いそういぬ へるのを□□□【つくり】をき給ふ。日ほんの諸神諸仏