翻刻
一仏ほうしんさうきやうにしめす事
一なんばんより日ほんをしたかえんはかりことの事
一きりしたんともたわらに入らるゝ事
一きりしたんのしうてい共御せいはいの事
一つくしのひぜんしまはらあま草一きの事
一松くらなかとの守身上はめつの事
一大人小身によらす人をめしつかわるゝ次第の事
きりしたんはしめて日ほんへわたる事
じんむてんわうより百八代の御(み)かど。ごならのゐん
のぎよう【注】にあたつて。こうぢ年号のころ。なむ
ばんのあきんどぶねに。はじめて。人げんのかたちに
にて。さながらてんぐとも。みこしにうだうとも。な
のつけられぬ物を一人わたす。よく〳〵たつねきけ
は。ばてれんといふものなり先そのかたちを見る
にはなのたかき事。さゞゐがらのいぼのなきを
【注 濁点様のもの有り。文は「後奈良院の御宇に当って」であることから、衍ヵ】