キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

吉利支丹物語 2巻 - 翻刻

吉利支丹物語 2巻 - ページ 4

ページ: 4

翻刻

すいつけたるににたり。目(め)のおほきなる事は。め がねを二つならべたるがことし。まなこのうちき也 かうべちいさくあしてのつめながく。せいのたかさ。七 しやくあまりありて。色くろく。はなあかく。はは 馬(むま)のはよりながく。あたまのけ。ねずみ色にして ひたゐの□【う】へに。おりべさかづきを。ふせたるほとの。 さかやきをすり物いふ事。かつてきこえず。こ ゑは。ふくろのなくにゝたり。しよ人こぞつて見(けん) 物(ぶつ)みちをせきあへず。めんていのすさましき事あら てんぐと申とも。かやうにはあるまじきと人みな 申あへり。その名(な)を。うるがんばてれんといふ。心(しん) 中(ぢう)には。きりしたんの。ほうもんをひろめたく そんぜしかとも。先しばらく。日本(につほん)のにんみんの ちゑをはかりみると見えたり。色〳〵さま〳〵。なん ばんごくのめつらしき物を。しな〴〵もてきたる とみえし。其ころ津の国のぢう人(にん)。たかやま