翻刻
【右丁】
薩摩守殿 七郎殿 上総介殿 駿河殿
竹谷松平 水野 大須賀 平岩
本多 高力 天野 菅沼
北條 山岡 小笠原 皆川
堀
【左丁】
薩摩守殿 藩翰譜十一
三位中将 源忠吉郷ハ《割書:尾張の|中将と申》徳川殿第四の御子たり
大相国家と御母を同しくせさせたまひ御童名痛松丸
と申集らせ初東條の甚太郎宗忠かよつきとならせ
たまひ忠康と申まいらせ其後下野守従五位下に
なされ文禄元年二月武蔵国忍の城を賜りて
領せらる《割書:十万|石》慶長五年の秋徳川殿に随て奥の
景勝中納言を追討のため下野国に至りたまふ時
上方の軍勢又起りぬ徳川殿の御代官として守殿
海道の大将承らせたまひ井伊本多を軍奉行とし