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に入れハよひが若(もし)御/気(き)にいらねハ外聞(くわいぶん)かわるひやうに
思ふたものなれと。今(いま)ハ主人の方(かた)から早(はや)ふ置付(をきつけ)ねハ
世間(せけん)から。さま〴〵の取(とり)かたすれバ置(をき)つけるのが遅(おそ)ひ
と外聞(くわいぶん)かわるひやうに思(おも)ふ時節(じせつ)なれば。是(これ)むかしと
今とよつほとの違(ちが)ひ也
○むかしハ娘(むすめ)の子を嫁入(よめいり)さすまへに。娘(むすめ)に親(おや)が云聞(いひきか)す
ハアゝゆらの介/夫婦(ふうふ)の衆(しゆ)へ孝行(かう〱)尽(つく)して。夫婦(ふうふ)中むつ
ましいとて。あぢやうにも。りんき?ししてさらるゝな。たとへ
夫(おつと)にあかれても又の殿子(とのご)をもふけなよと云聞(いひきか)せとかく
夫(おつと)に貞心(ていしん)ハ勿論(もちろん)。第一にハ舅姑(しうとししうとめ)に孝行(かう〱)を尽(つく)すべ
しとくれ〴〵娘(むすめ)に云/聞(きか)せて。嫁入(よめいり)さしたものなれど
今(いま)ハ親(おや)からしてのつけにぢゞばゞかこまり入たもの
じやが。よつほどばゞがむつかしもので。やかましいげな。つい
いきそうならよけれども。ゑらう達者(たつしや)なといふことじや
とうもほりだされもせず。めいはく千万(せんはん)なことじやイヤ〱
しかし辛抱(しんぼう)じや格別長(かくへつなが)ひこともあるまひ。又/随分(ずいぶん)聟(むこ)を