翻刻
枝(えだ)ふり頬(ほふ)かふり有情(うしやう)非情(ひじやう)のもの皆しかり今この
書也よし当代(いま)の人情(ひとぎ)に通(つう)し野夫(やぶ)とみへし
もたちまちに三/枚肩(まいがた)のはしわづき。若党(わかたう)
一足(ひとはし)先(さき)へ往(い)く稗史(ほん)の門口頼(かとくちたの)みませう
太田了竹(おゝたりやうちく)御見舞(みまひ)と云尓
干時文政三のとし冬口から出方台に
於て書す
当丗医者風流解 惣目録
上の巻
気転頓作先生(きてんとんさくせんせい)へ厚釜敷安(あつかましきあん)入門の事
療治(りやうぢ)の引ことに小児のことを云聞(いひきか)す事
金銀(きん〴〵)かしかり古人相違(こじんさうゐ)の事
手代衆中情合(てだいしゆぢうじやうあい)の事
女子衆出(おなごしゆで)かはり目見(めみ)への事
娘(むすめ)の子に教訓(きやうくん)の事