翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

当世医者風流解 3巻 - 翻刻

当世医者風流解 3巻 - ページ 76

ページ: 76

翻刻

○/本土気(ほんつちけ)といふわろつなれバ。へつらひなしに正直(しやうじき)そう でとんとつくらひけのなひ。本(ほん)うぶといふむつちり うまそうなよひ御方(おかた)ジヤと云(いふ)て誉(ほむ)るべし ○/中品(ちうひん)の人の自慢咄(じまんはな)しの好(すき)なる人なれバ其大(そのだい)を いふを得(とく)と聞(きゝ)。ヘイ〱とばかりの返事(へんじ)でハ興(けう)かなし。 是ハけしからぬ御事で御さり舛コレハきよふとひおこと で御さります。扨(さて)も〳〵あきれ入ました事(こと)で御ざり舛 などゝいふべし ○/上品(じやうひん)の人の自慢咄(じまんはな)しの返事(へんし)にハコレハ ハヤあきれ 入ましたコレハ ハヤ中々(なか〱)もつて恐(おそ)れ入ましたおことでござ りますイヤハヤ〱さやうな義(ぎ)を承(うけたまは)りますと感心(かんしん)いた します。中々/以(もつ)て万人(まんにん)に勝(すぐ)れた御事でござり舛 といふて誉(ほむ)るべし ○/下品(げひん)の人の自慢咄(じまんはな)しの返事(へんし)にハ貴様(きさま)ハなんで もよふ埒明(らちあけ)る一向玉(いつかうたま)しや面屋(めんや)の火事(くはじ)とやらで顔(かほ) 役(やく)じや扨(さて)もマアゑらひ顔(かほ)なものじやナアといふて誉(ほむる)