翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

当世医者風流解 3巻 - 翻刻

当世医者風流解 3巻 - ページ 9

ページ: 9

翻刻

当世医者風流觧 上 ○夫醫道(それいだう)の奥義(おうぎ)は古人/医(い)ハ意(い)なりと云。意(い)ハ心(こゝろ)也。 心の術(じやつ)なくんバ数千(すせん)の医書(いしよ)を読(よむ)たりとも拝(こわげ)に膠(まがわ)すが ことく。用に立ぬもの也。又/医(い)は仁術(じんじゆつ)とも云へり既(すて)に 聖人(せいじん)も宣(のたまは)く親在時(をやいまわとき)は医(い)の道(みち)を知(し)らずんバ 有(ある)べからずとあるも孝行を尽(つく)さんとする金言(きんげん)なり 又/天下国家(てんがこくか)を治(おさ)むるを医(い)するといふ国(くに)の乱(みだ)れ家(いへ) の倒(たを)れんとするを愈(いや)すといへハ医(い)ハ第一の大立(おほたて)もの也