翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

藝者五人娘 2巻 - 翻刻

藝者五人娘 2巻 - ページ 12

ページ: 12

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かくてまつさきへあがりとせしに ふしぎや今まで神子おもひし おんなの 姿はゝ うんに うち のり 五人の げい者 にてん とうか ありかを おしへ給ふ ぜんざいぜんざいわれは これ通ふ神のしん れいなりかりに神子と すがたをかへなんじらに まみへでんとうかありか をおしゆるなり 是より浅草に あたつてこまかたの かし辺りにうか むせといへるふう がの 一トかまへあり【?】 今さいちう其所 にでんどうのみ あかしているなり しかし人間わざ にてはなか〳〵 かなふまじ今 さつけし二ツの こゝろのうち一ツは 九年ぼうするめを もつてせいしたる薬 なりこれを酒に 入てのませなば たちまち つふれん事うた がいなし又今 一ツは袖の梅といふ 薬をせんしたる水 なれは是は五人の 者まわされんと せしとき少し つゝもちゐなば せうきをうし な【ふ ヌケか】ことなしゆめ〳〵 うたがふ事なかれ 【芸者たちの台詞】 いつそ  あり   かたへ     ね