琉球・沖縄の世界を翻刻する

コレクション: ハワイ大学所蔵 阪巻・宝玲文庫 vol. 1

琉球雑話 - 翻刻

琉球雑話 - ページ 22

ページ: 22

翻刻

【右丁】 食(しい)をあたゆるにくらはず終(つい)に狎(なる)べからずと して本の海に放(はな)つ盻顧(へいこ)して人を 視(み)て掌(たなこゝろ)をうち大笑(たいせう)して没(ぼつ)し去て 復(また)見へず是一 種(しゆ)なり又海人あり 総身(さうみ)に肉の皮(かわ)有て下にたれては かまを着たるがごとく身体(しんたい)について生じ 【左丁】 たるものにて離(はな)るゝ事なし其余は皆 人(じん) 体(たい)なり陸地(くがぢ)に登りて数日にても死(し)な ずといふ已上二 種(しゆ)共に海中(かいちう)にありと いへ共常に何れの所にありといふ事を しらず又女人もありといふ最(もつとも)人に似(に)て 人にあらす海獣(かいじう)の類(たぐひ)なる者か