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【右ページ上部】
四人のもの共おいてけ堀
にてしんニなつて【真剣になって】つるほどに
おびたゝしくかたを上ケ
よろこぶ時むかふのやふかげ【薮蔭】
よりおいてけ〳〵
そのてがらのおか持
をおいてけといふニ
みな〳〵をそれ【恐れ】
をなす
岡もちハ入ものゝ
おかもちのことなり
とて手がらのふな【鮒】
をそのまゝをきて
にげんとするを
つれの三人口〳〵ニ
手がらの
岡もち
を
おいてけ
といふ
からハ
きさまの
ことなりとて
あたりの大木へ
おかもちを帯にて
【左ぺーじ上部】
ゆひつけ
つりと魚
をばてん
でにもち
て三人
とも
にげて
かへる
おれが
ことでは
あるまい
おれも一しよに
にげたいワるい
名を付て
大きま
ぐれだ
きさま
たちは
あんまり
むしがいゝ
これさ
うしろへ手が
とゞかねへ
【右ページ中央】
【渋(渋染のびくあみ)の発話】
アイ
おいて
まいり
ます
【右ページ下部】
【竿(まくりの竿太)の発話】
つれんど
はやく
来給へ
うつちやつて
置て
にげた〳〵
【泥(泥川のつれんど)の発話】
おれは
さきへにげる
ぞ